ごあいさつ

タケックス株式会社は、1971年にTOA株式会社の国内中核生産拠点として佐賀県武雄市で創業し、以来半世紀以上にわたり、音響・映像・通信機器の製造を通じて、社会の安心・安全に貢献してまいりました。
防犯カメラの役割は、時代とともに大きく変化しています。犯罪抑止や威嚇効果に加え、近年多発する自然災害への対応においても、防犯カメラのリアルタイム映像が遠隔地からの迅速かつ安全な情報収集を可能にし、現場対応のありかたを大きく変えています。
私たちの製品は、単なる「監視機器」ではなく、人々の命や財産を守る「社会インフラ」としての役割を担っています。また、急速に変化する社会環境や技術革新に対応するため、柔軟な発想と挑戦する姿勢を持ち、持続可能な社会の実現に向けた取り組みにも力を入れております。
今後も、TOAグループの一員としての誇りを胸に、国内外のニーズに応えられる製品を提供し、より多くの人々に「安心」と「信頼」を届けられる企業であり続けるよう、社員一同、誠実に努力を重ねてまいります。

モノづくり

製品ができるまでの一貫体制

当社は、TOA株式会社の国内中核生産拠点として、セキュリティ監視機器や業務用音響機器の部品調達から製造・出荷までを一貫して行う体制を整えています。
製品の安定供給を支えるため、工程ごとの品質管理を徹底し、信頼性の高いモノづくりを追求しています。
また、設計・実装・組立・検査・梱包まで社内で対応可能な環境を備えており、多様なニーズに柔軟に応える生産力を強みとしています。

製品ができるまでの流れ

製造ライン(工場内の様子、機械の動きなど)

“日本品質”を支える、タケックスの技術と人

積み重ねてきた技術とノウハウをもとに、“日本品質”ならではの丁寧なものづくりでTOA製品の品質と信頼を守り続けています。

精度や品質管理への取り組み(検査体制)

自動検査機の導入により、検査工程の効率化と精度向上を両立。
製品の安定供給と品質保証を支える重要な技術として活用されています。
人の目による確認と機械による検査を組み合わせることで、信頼性の高い製品づくりを支えています。

独自の技術や工夫(例:治具)

製造工程では、製品に合わせた治具を社内で設計・製作しており、作業効率や品質の安定に貢献しています。こうした治具づくりには、現場の経験と技術が活かされており、タケックスならではの工夫が詰まっています。

安心・安全・快適を届ける技術力

最新の設備と、ものづくりに真摯に向き合うスタッフが連携し、TOAブランドの価値を守りながら、安心・安全・快適な社会の実現に貢献しています。

ものづくりに真摯に向き合うスタッフ

安心・安全・快適な社会への貢献

TOAの製品は、公共施設や商業施設、住宅などさまざまな場所で活用され、安心・安全・快適な環境づくりに貢献しています。
防犯カメラをはじめとするセキュリティ機器は、日常の暮らしを見守り、地域社会の安心を支える重要な役割を担っています。

武雄ってどんなとこ?

武雄市は佐賀県西部に位置し、佐賀市と長崎県佐世保市の中間にある交通アクセスに優れたまちです。2022年に開業した西九州新幹線により、長崎へは最速23分、博多へも約1時間で到着可能。都市部との距離を感じさせない、ちょうどいい立地です。このアクセス向上により、観光客数も大きく増加し、武雄は観光と交流のまちとして進化を続けています。市の中心には、1300年の歴史を持つ武雄温泉があり、「肌がすべすべになる」と評判の泉質が魅力です。
シンボルである朱塗りの楼門は、大正時代に辰野金吾(東京駅設計者)によって建てられたもので、国の重要文化財にも指定されています。そのレトロな佇まいとノスタルジックな雰囲気は、武雄温泉を訪れる人の記憶にそっと寄り添います。
また、武雄市には樹齢3000年以上を誇る川古の大楠があり、国の天然記念物として地域のシンボルとなっています。この大楠は、悠久の時を超えてこの地に根を張り続けており、武雄の自然の力強さと歴史の深さを象徴する存在です。
武雄市には、こうした自然の偉大さと、温泉や楼門に代表される歴史的な文化が調和する風景が広がっています。